日本資本主義の父として有名な『渋沢栄一』が、新一万円札の顔になる事が決まりましたね!
NHK連続テレビ小説「あさが来た」では渋沢栄一役を三宅裕司さんが演じた事でも有名にもなりましたよね!
麻生太郎財務相は、2024年度前半に一万円、五千円、千円の各紙幣が20年ぶりに刷新する事を発表されました。
何と、一万円札に関しては、1984年に聖徳太子から福沢諭吉になって以来、約40年ぶりの人物変更という事で、とっても話題になっておりますね!
かなり時間が掛かりましたが、今回は渋沢栄一さんについて記事を簡単にまとめましたので、是非、ご覧下さい!
(難しかったので簡単にしかまとめる事が出来ませんでした…)
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プロフィール
名前:渋沢栄一(しぶかわえいいち)
生年月日:1840年3月16日(天保11年2月13日)
出身地:武蔵国榛沢郡血洗島村(現:埼玉県深谷市血洗島)
没年月日:1931年11月11日(満91歳没)
職業:幕臣、官僚、実業家、教育者
生まれについて
渋沢栄一さんは、天保11年(1840年)2月13日の生まれです。
現在が2019年ですので、今から179年前に誕生した方という事になります。
出身は、武蔵国榛沢郡血洗島村(現:埼玉県深谷市血洗島)であり、父親:渋沢市郎右衛門元助、母親:エイの長男として誕生しました。
実家は農家ですので、農業を手伝いながらも勉学にも熱心に取り組まれました。
※ちなみに下記は、埼玉県深谷市にある、渋沢栄一さんの銅像です。
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武士としての一面
渋沢栄一さんが19歳の時(1858年)に、尾高千代さんと結婚をされました。
その3年後にあたる文久元年(1861年)には江戸で儒学者:海保漁村(かいほぎょそん)の門下生となりました。
ちなみに余談ですが、海保漁村さんとは、徳川家300年屈指の大儒と称されながらも、庶民教育に徹した幕末の儒学者です。
その一方で、北辰一刀流の道場にも入門され、剣術の修行もおこないました。
その影響もあり、文久3年(1863年)に高崎城を乗っ取って武器を奪い、横浜を焼き討ちにしたのち長州と連携し幕府を倒すという、凄まじい計画を立てましたが、従兄弟の説得により中止される事となりました。
つまり、渋沢栄一さんは武士の一面も持っている方という事が分かりますね。
その後、京都に向かう事となりますが、文久3年(1863年)には八月十八日の政変が起きた直後であった事もあり、勤皇派が凋落した京都での志士活動に行き詰まり、江戸遊学時代に交際のあった一橋家家臣である平岡円四郎さんの推挙により、一橋家に仕える事となりました。
八月十八日の政変とは、江戸時代末期の文久3年8月18日、鎖国破約攘夷派の孝明天皇、佐幕派の中川宮朝彦親王・会津藩、
および幕政改革派・開国攘夷派の薩摩藩が武力をもって、長州藩の計画した攘夷親征計画に対抗する目的で三条実美ら破約攘夷派
の公家および長州藩を孝明朝廷、平安京から追放したカウンタークーデターである。出典:Wikipedia
理解に苦しみましたが、簡単に要約すると、元々は農家の生まれでありながら勉学にも励んでいた。
しかし、武士としても活躍されるようになったが、京都での武士としての活動に行き詰った事で、過去の知人の推薦で一橋家に仕える事になったという事ですね。
その後、徳川慶喜が慶応2年(1866年)に将軍となったため、渋沢栄一さんは幕臣となりました。
その後、ヨーロッパ各地を訪問された際には、パリ万博を視察されたり、先進的な産業や軍備、社会を目の当たりにし感銘を受けたそうです。
実業家としての取り組み
さて、ここからが渋沢栄一伝説の始まりと言っても過言ではありません。
1867年に、渋沢栄一さんは明治維新後に帰国されました。
その後、1869年に大隈重信さんに説得され、明治政府の大蔵省(現:財務省)に推薦される事となりました。
国立銀行条例の制定などをされましたが、その4年後の1873年には、予算編成を巡り対立した事がきっかけで退官される事となりました。
退官されて直ぐに、第一国立銀行(現:みずほ銀行)の頭取に就任されました。
ここから実業家としての才を見事に発揮していく事となります。
下記のような企業設立に関わったという事で、その企業数は何と500社以上と言われております。
・東京瓦斯
・東京海上火災保険
・王子製紙(現:王子製紙・日本製紙)
・田園都市(現:東京急行電鉄)
・秩父セメント(現:太平洋セメント)
・帝国ホテル
・秩父鉄道
・京阪電気鉄道
・東京証券取引所
・キリンビール
・サッポロビール
・東洋紡績
・大日本製糖
・明治製糖
・澁澤倉庫
現在も残っているような大手企業ばかりですので、本当にどれだけ力のある起業家だったのかは直ぐに理解する事が出来ますね…。
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関連グッズ紹介
色んな著書を見つける事が出来ました。
主にビジネスに活かせるような本が数多く出版されているようですね。
偉人の歩んだ道から、多くのビジネス的な視点を学ぶ事が出来るかもしれません。
個人的にも興味を持ちましたので、遅くとも2024年までには読破したいと思います。
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最後まで読んで頂き有難うございます。
そういえば財務省といえば、以前にニュースZEROで有名だった、経済学者:村尾信尚さんについても記事を書いておりました。
あまり関連はないですが、こちらも合わせて、是非、お読み下さい!
今後も色んなジャンルで面白い記事を更新していきますので、是非、『シェア・いいね 』を宜しくお願い致します!