メディア学者、ジャーナリスト、大学教授といった多方面で活躍をされている経歴をお持ちの渡辺真由子さん。
残念なニュースですが、話題になってしまいました。
そこで、今回は渡辺真由子さんはどんな方なのか調査しましたので、是非、ご覧下さい。
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プロフィール
名前:渡辺真由子(わたなべまゆこ)
生年月日:1975年
出身地:愛知県
これまでの歩み
渡辺真由子さんは愛知県の出身ですが、石川県立金沢錦丘高等学校を卒業されております。
また、その後は慶応義塾大学文学部人間関係学科を卒業されました。
大学卒業後は、1998年~2004年までテレビ朝日で報道記者やディレクターを務めておりました。
大学時代にはオーストラリア・アデレードのフリンダース大学に留学もされておりましたが、
2005年~2006年まで2年弱と短い期間でしたがカナダ・バンクーバーのサイモンフレーザー大学にも留学されました。
続いて、ハワイ大学でジェンダー論を学んだそうです。
ジェンダー論と一言で言っても色々とありますが、簡単に言うと「性」の事ですね。
有名な作品がこちらの「リベンジポルノ」という著書です。
性的な画像・動画を同意なしに公開・拡散してしまうという行為の事を「リベンジポルノ」と言うそうです。
メディアが発展した現代社会で、大きな社会問題になっておりますよね。
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ジェンダーというのは、ある社会における生物学的男女それぞれにふさわしいと考えられる役割・思考・行動・表象全般を言うそうです。
その後、日本に帰国され、メディア学者、ジャーナリストという肩書で、大学で講演をされておりましたが、他方では、テレビや新聞のコメンテーターも務めました。
本業も多忙にも関わらず、慶應義塾大学大学院では「メディアにおける青少年保護」を研究し、博士号も取得されました。
本当に、海外の大学にも通われて、精力的に勉強に励み歩んできたのだと思いますし、ジェンダー論に関しては興味を持って深く勉強されていた方なのだと思いました。
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慶應義塾大学大学院での博士号を剥奪される…盗作?無断転載?
2019年3月20日に、慶應義塾大学側は渡辺真由子さんの博士号を取り消しました。
2017年2月に取得されておりますので約2年後の事でした。
何故、こういった事が起こってしまったかと言いますと、博士論文の内容が、多くの流用された表現が使われていたためというようでした。
また、2018年11月には、その博士論文を参考にして作られた著書『「創作子どもポルノ」と子供の人権』に関しても、無断転載があったという理由から、絶版という非常事態に発展する事となりました。
渡辺真由子さん自身は不服として、異議申し立てをされているそうです。
それもそのはず、これだけこのジャンルをメインで研究されてきた方ですので、少なくともその道の第一人者としての知識はあると思います。
さて、具体的な無断転載の内容ですが、外国の論文の相当量を引用されており、著作権者からの承諾を得ていなかったという事が大きな問題と発展してしまったそうですね。
これほどに勉強熱心で、一途にジェンダーについて学んでこられた方ですので、今回の問題はとても悲しいですよね。
これから講演なども減ってしまったとしたら、若い世代への引継ぎも出来ない可能性だってありますし、是非、うまく切り抜けて欲しいと思いますが、本当に無断転載であったとしたら、その部分は「不服」ではなく、認めた上で再スタートを切れば良いと思います。
今後の動向に注目が集まっておりますし、どうなるか気になりますね。
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